地中海クルーズ
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平成22年11月に初めて8日間の船旅を経験しました。 もっとも初めては満州との往復になるはずですが、記憶にありません。 まずはゲイジュツの成果から。

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スペイン・マヨルカ島の風景です。 同じくその2です。

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マルタ国バレッタの風景です。 同じくその2です。

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バレッタの風景その3です。 同じくその4です。

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バレッタの風景その5です。 同じくその6です。

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バルセロナの市街風景です。 マヨルカ(ショパンの住んだ町)です。
行程は次のとおり
第1日目 ローマ、チビタベッキア(イタリー)
要するに前の晩遅くにローマに着いて夕方の乗船まで待っていたのです。 旅行社の手配の車まで時間があるので早朝のバチカンを見学して来ました。
その後車で70分のチビタベッキア(左)に着きました。ここで乗船手続き後時間があるので
日本から16世紀にやってきた支倉常長の像(右)や12使徒聖殉教者教会を見学しました。
まあ日本人もほとんど来ないでしょうね。港からは近いのですが。

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第2日目 サボナ(イタリー)
きれいな町ですが、印象は強くありません。船の母港のようで停泊しないわけには行きません。
車で1時間くらい先に工業都市ジェノバがあり世界遺産もあるのですが
最初なので省略しちゃいました。そう来れないのでちょっぴり後悔もしていますが。
第3日目 バルセロナ(スペイン)
憧れの都市バルセロナで、やはり良かったです。時間が足りませんでした。
ガウディの作品を中心のツアーに参加しました。サグラダ・ファミリア(上)をはじめ、
グエル公園、それからバスの中からでしたが、ミラ邸(下左)、アマトリエ邸(下右)等、
十分堪能できました。サグラダ・ファミリアは表だけからのコースも考えましたが
内部をつぶさに見ることができて、その細部まで理解できました。
まだ建築中であとどれだけ掛かるか見当もつかないそうですが、設計図があるわけでなく
どんどん変化というか進化というか、「増殖している」感じを受けました。
町の風景もすばらしいのですが、スペインがEUのお荷物になりかかっているとは残念。

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ガウディもまた路面電車に轢かれて死ぬ(1926)という悲惨な結末だったのです。
下左はサグラダ・ファミリア内のガウディが試みた構造物強度の実験装置の展示、 右は同じくザグラダ・ファミリア内部でこれからの模型作成に勤しむ日本人?です。

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第4日目 パロマ・デ・マヨルカ(スペイン)
人口75万人の島です。ビーチとナイトライフが有名とありますがどちらも縁がなし。
ショパンの生家にバスで訪問、そこでピアノを聴いたということに終りました。
静かなよいところでしたけどね。この晩に船長主催の晩餐会がありました。

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第5日目 チュニス(チュニジュア)
まさか2ヵ月後に暴動が起こるとは、そのときは全く思いませんでした。
しかし国がうまくいっていないことは町の汚さ、人々の顔色から十分読み取れました。
世界遺産の町であるにもかかわらず活気がなく、大統領官邸の近くまで行きましたが
撮影禁止です。いたるところに大統領の写真が飾ってあり、案内・通訳の人の話でも
大統領が憲法を変えて独裁を続けているとの話でした。彼もこの混乱でどうなったか。
精華大学に学び、中国語も日本語も(多分仏語も英語も)できるおじさんでしたがね。
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第6日目 バレッタ(マルタ)
ここが一番印象深かったです。人口30万。EUで最小の国なんだそうです。
バレッタも小さな町ですが騎士団が中世に住んでとりでを築いたそうで、
その立派なことは「絵」になりました。
おまけに馬車に乗る(乗せられる?)経験までしちゃいました。二人で20分35ユーロでしたか。
騎士団の行進が解散して散会するところ?も偶然見物できました。

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第7日目 シチリア(イタリア)
観光地のタオルミーナに行きました。すばらしい天候。ローマのような円形劇場跡等も残されていました。
第8日目 チビタベッキア、ローマ(イタリア)
朝に着いてこれも15時の飛行機までのブラブラです。
テルミナ駅まで車で送ってもらえましたので、駅を久しぶりに見て来ました。
10年ぶりなので民営化で変わったかと思ったのに、変わり栄えせず。
第9日目10日目 後はアリタリアの直行便で11時半成田着で無事帰国。
さていよいよクルーズ船内の話となりますがコスタパシフィカという船でした。
アメリカが親会社のイタリア船です。11万トンで乗組員とも4900人が定員とは驚き。
そのうち1000人以上が乗組員です。船長以下のメインはイタリア人ですけれども、
そのほかのボーイなどの多くは東南アジアの人たちです。これでペイしてるんですね。
船旅の良いところは夜の間に移動して朝、もしくは昼前に着くことです。
勿論荷物は置きっぱなし。ただし夜遊びはすべて船内でということになります。
地上観光はツアーバスをオプションで申し込みますが、寄港地ごとに複数選択できます。
毎回数十台位のバスが出ました。英語などのガイド付き。日本語のもたまにありました。
当船に積荷をしているところです。大きいでしょう。 同じく遠景です。
船内のエレベーターです。 同じくプールです。冬なので3人だけ。
船内でのファッションショウです。 同じくビンゴで、無論皆で賭けてます。
同じくレストランです。毎晩同じ場所 全員参加の避難訓練風景です。
ショウが大劇場で毎晩2回ありました。各45分。手品、影絵、サーカス、歌謡など
なかなか見せるものです。観客すなわち乗客は仏、蘭、伊が大半で日本人は僅か50人。
船内勘定は全てカード。日本人のスタッフは一人だけ。でも居るだけで安心します。
IT企業から転職してきた女性でしたが、給料は倍になったが半年後の保証はないとか(!)。
船長主催の晩餐会というのも一度ありましたが、平服の人もたくさんおりました。
お値段ですか?航空機込みで198000円。オーシャンビューでない二人部屋ですが、
これに空港税、港湾税、船内でのチップなどなど40000円ほど付くのですがね。
10日間、機内も含め全食事つきですから意外と安いもので、そうでなきゃ行きません。
子供や車椅子の方もいました。島も何箇所か行けたし・・・飛行機ではそうは回れません。 以上、こんなところでご報告と致します。(2011年2月5日)
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