環境問題
京都議定書が発効し、
炭酸ガスの削減はいよいよ差し迫った問題になってきました。
不参加のアメリカを非難するのはよいとしても、
日本の削減義務を果たすこと自体きわめて難しい状況です。
しかしながら昨年来の自然災害を見れば、
こうした地球規模の問題が次々起こることも考えられ、
身近なことから少しずつでも取り組む必要があると思います。
私どもの会社はこれまで小型風車を3基ほど建設しました。
小型風車は勘定がペイする話ではありませんが、
周囲の人の環境に対する意識を高める効果は十分あります。
また他の会社と共同でラインライトという照明器具を開発しています。
これについては環境にやさしい 新しい照明器具の一つとして
ぜひご紹介したいと思います。
これは「長い蛍光灯」のイメージなのですが、
たとえば高架下の駐車場などに適用すれば、
少ないランプ数で長距離の照明ができます。
鉄道トンネルでは2ルクスあればよいので、
100m毎に光源を置いても間に合う勘定となり、
省エネはもちろんメンテナンスも非常に楽になります。
2005年6月8日には都立産業技術研究所で成果発表を行いました。
なおその後の改良で壁面に埋め込むタイプの照明器具にも展開し、
モデルハウスなどに展示しています。
北星鉛筆という会社は鉛筆の端材で
「もくねんさん」という粘土用品や絵の具を開発し
環境負荷を減らしています。
ついでながら日本経済新聞の2005年12月9日の東京版に、
私の絵の写真も北星さんのおかげで紹介されてしまいました。
下の「木の絵の具による」という絵と比べてみてください。
不鮮明ですが同じでしょう?
私は簡易に電力が測れる器具を開発すべきだと考えておりましたが、
私のイメージ通りの「エコワット」なる商品が販売されており、
がっかりやらまた一方で感心もしています。
これはコンセントに差し込むだけで電力量の積算が始まり、
それまでの電力量と電力料金とが順番に表示されます。
ただし不便なのは最小表示が0.01kwhなので、
100wでも6分間以上つけっ放しにしないとならないことです。
例えばこの器具はどのくらい電気を食うのかを調べるのに、
30wだと20分間(無駄に)使ってみないと分かりません。
ここはぜひ改良して欲しいところです。
先日は会社の旅行会で知床に行ってきました。
熊の親子や丹頂鶴、あざらし、鷲、鹿などに出会いました。
この自然をぜひとも大切にしたいものです。
なお北浜駅の絵はイメージです。雪が積もっていたわけではありません。
ところで私の友人仲津氏は滋賀県で「地球に謙虚に」運動をしています。
「地球にやさしく」という、いささか人間の尊大さを感じさせる言葉よりも、
生命をいただいている「地球に感謝しながら、自分の周りの環境に謙虚に生き、
周りの自然と調和して行く」「地球に謙虚に」という言葉を広げて行く、
というのだそうです。私も地球にとか、環境に、人にやさしくという言い方は、
どうも好きでありませんでしたがなるほどと思いました。
今後の活躍と発展を期待しています。
このたび仲津氏のご紹介で経産省と財団法人省エネルギーセンターによる
家庭用の電力ナビゲータに応募したところ機器
が送られてきました。
無料で1000人の家庭に設置しデータを採るのだそうです。
12月からのモニター開始ですがどのような結果が出るか楽しみです。
(06.10.08)
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last updated Hev.08,2006